国内:陸奥湾でM5以上は90年ぶり
20日(水)15時40分頃、青森県の陸奥湾を震源とするマグニチュード5.1、深さ10kmと推定される地震が発生しました。この地震で青森県平内町、野辺地町、横浜町、佐井村で最大震度4、青森市、十和田市、むつ市などで震度3を観測しています。
陸奥湾では16日(土)にマグニチュード4.6、最大震度4の地震が起きたばかりで、マグニチュード5以上に限定すると1934年以来90年ぶりです。地震のメカニズムは北東ー南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
21日(木)にもマグニチュード4.1、最大震度3の地震があり、この1週間で有感地震は6回に達しました。
1976年には1年ほどにわたって群発地震の活動が継続したケースがありましたので、しばらくは同レベルの強い揺れに注意が必要です。
陸奥湾では16日(土)にマグニチュード4.6、最大震度4の地震が起きたばかりで、マグニチュード5以上に限定すると1934年以来90年ぶりです。地震のメカニズムは北東ー南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
21日(木)にもマグニチュード4.1、最大震度3の地震があり、この1週間で有感地震は6回に達しました。
1976年には1年ほどにわたって群発地震の活動が継続したケースがありましたので、しばらくは同レベルの強い揺れに注意が必要です。
国内:宮城県沖でも2週連続で震度3の地震
20日(水)17時09分頃、宮城県沖を震源とするマグニチュード4.8、深さ60kmと推定される地震が発生しました。この地震で宮城県松島町で最大震度3、岩手県南部から宮城県、福島県にかけて震度1〜2の揺れを観測しています。
宮城県沖では14日(木)にも最大震度3の地震があり、2週連続の発生です。地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、このエリアで良く見られるタイプです。
太平洋プレートが陸のプレートの沈み込むことで、宮城県沖では地震が多く発生しています。ただ、今年はマグニチュード5以上の地震や震度4以上の揺れを伴う地震がなく、落ち着いている状況です。
最近では2021年に2回、2015年にも1回、震度5強の地震が起きていますので、油断をしないようにしてください。
宮城県沖では14日(木)にも最大震度3の地震があり、2週連続の発生です。地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、このエリアで良く見られるタイプです。
太平洋プレートが陸のプレートの沈み込むことで、宮城県沖では地震が多く発生しています。ただ、今年はマグニチュード5以上の地震や震度4以上の揺れを伴う地震がなく、落ち着いている状況です。
最近では2021年に2回、2015年にも1回、震度5強の地震が起きていますので、油断をしないようにしてください。
世界:グリーンランドの沖でM5.7の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は発生していません。最も大きな地震は南太平洋のフィジー近海で発生したマグニチュード5.9です。
今回はグリーンランドの地震に注目します。日本時間の20日(水)深夜、グリーンランドの東の沖を震源とするマグニチュード5.7、深さ約14kmと推定される地震が発生しました。陸域からは離れた震源だったため揺れによる影響はありません。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
グリーンランドの東の海底には大西洋中央海嶺が伸びていて、地震は頻繁に起きています。マグニチュード6以上の規模の大きな地震もありますが、横ずれ型の地震が大半であるため、津波は発生しにくいタイプです。
今回はグリーンランドの地震に注目します。日本時間の20日(水)深夜、グリーンランドの東の沖を震源とするマグニチュード5.7、深さ約14kmと推定される地震が発生しました。陸域からは離れた震源だったため揺れによる影響はありません。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
グリーンランドの東の海底には大西洋中央海嶺が伸びていて、地震は頻繁に起きています。マグニチュード6以上の規模の大きな地震もありますが、横ずれ型の地震が大半であるため、津波は発生しにくいタイプです。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。