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沖縄付近の熱帯低気圧が台風に発達か 次第に沖縄から離れる

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2024/09/10 10:05 ウェザーニュース

9月10日(火)9時現在、沖縄・宮古島の北で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「12時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。今後は次第に沖縄から離れる予想です。

▼熱帯低気圧 9月10日(火)9時
 中心位置   宮古島の北約150km
 移動     西北西 20 km/h
 中心気圧   1000 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s

この熱帯低気圧とマリアナ諸島の熱帯低気圧が、台風13号・台風14号になる見込みです。
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熱帯低気圧が離れたあとも活発な雨雲が残る

この熱帯低気圧は昨日までも沖縄や奄美に活発な雨雲をもたらし、沖縄本島北部では1時間に120mm以上の猛烈な雨が降りました。

熱帯低気圧は今後、次第に沖縄からは離れていきますが、熱帯低気圧や台風に向かって湿った空気が流れ込むため、沖縄や奄美では明日11日(水)にかけて激しい雨の降りやすい状況が続く見込みです。
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9月は台風の接近が多い時期

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平年の台風発生数
この熱帯低気圧とは別に、マリアナ諸島の熱帯低気圧についても気象庁は「台風に発達する見込み」と発表しています。先に台風になった方が台風13号と呼ばれることになります。次に台風が発生すると、先週5日(木)に発生した台風12号以来で、今月に入ってから3つめです。

台風発生数の平年値を見ると、9月は平均5.0個で8月に次いで台風の発生が多い時期です。一方、台風の接近数の平年値は3.3個と8月と同値、台風の上陸数の平年値は1.0個と9月が年間トップです。

本格的な台風シーズンですので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。
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